防衛省からの手紙 2012年5月18日 金曜日

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ガスタービンから刑務所まで、この仕事に就いてから、普通は入れないような施設を頻繁に視察させてもらいました。得難い経験の数々です。
その多くは通常、立ち入りを制限しているところですが、中には一般の見学コースもあって、都内の穴場的なスポットもあります。その一つが防衛省見学でした。約2時間の見学コースのなかには、極東裁判が行われた市ヶ谷記念館も含まれていて、復元された講堂の中は、今も裁判に出廷した人々の面影を残しているようです。
さらに講堂には、陸軍ゆかりの展示物が並び、硫黄島を指揮した栗林中将が赴任地のアメリカから家族に送った絵手紙も披露されています。『硫黄島からの手紙』で披露されたあの手紙の実物です。「太郎、お父さんはアメリカにいます。アメリカには車がたくさん走っています・・・」と綴った絵手紙からは、日本人将校としてアメリカに赴任した栗林中将がアメリカの国力に感嘆している様子が伝わってきます。わかるほどに、アメリカの国力を陸軍一理解していた将校が、望みのない硫黄島で命を散らした皮肉を感じずにはいられません。
防衛省の見学コースは事前の予約で誰でも参加可能です。
硫黄島の手紙を見てから、見学すると、なおいいかもしれません。

http://www.mod.go.jp/j/publication/events/ichigaya/tour/index.html

キンキの罪滅ぼし 2012年5月14日 月曜日

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「趣味を活かして、活動した方がいい」
お世話になったベテラン区議が後援会活動について、自分の趣味を活かして支援者を楽しませたら良いとアドバイスしてくれました。
そこで私はといえば、刺身包丁を研いでは俎板に向き合う料理が趣味といえば、趣味。この料理が興じて築地市場への買い出しに出かける習慣がいつの間にかついていました。年末になると毎年、場内まで侵入して、ここだけの食材を手に入れるようにしています。
切り身じゃない、丸ごとの金目鯛なんかも1200円位で売っていて、刺身とシャブシャブにすると、一家ニ晩のご馳走になり、日頃の家族への罪滅ぼしになっています。
この趣味を活かして、一昨日の土曜日、支援者12名を連れて築地市場の見学に行ってきました。
市場の小型車、ターレーに轢かれそうにそうなりながら場内を回ると、支援者は昭和にタイムスリップした気分で、前時代的な場内の雰囲気を楽しみ、買い物を忘れずに帰っていきました。
もちろん私も。1300円のキンキを抱えて帰り、ウロコをとって、内蔵を取り出し、煮付けにして家族に出せば、普段早く帰れないだけに「キンキの罪滅ぼし」の出来上がりです。
割りと上手にできたので、画像もアップしてみました。タレに、すき焼きのタレをちょっと足すと、コクのある甘みが加わって美味しいですよ。趣味と実益を兼ね合わせた、土曜日の過ごし方でした。じゃんじゃん。

これでいいのか、羽田跡地 2012年5月11日 金曜日

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「羽田の跡地に目指しているのは大田区だけのための施設ではなく、都内の中小企業のための施設です」
昨日、私が事務局長を務める都市政策調査会に来て頂いた大田区の街づくりの担当部長は、大田区が羽田空港跡地で進める整備方針について説明しました。
4本目の滑走路が完成し、国際線化した羽田空港からは開発用の跡地の2区画が売りに出され、1区画の購入に大田区が名乗りを上げています。区が名乗りを上げた区画の広さは20haと広大。国際線ターミナルの目の前に展開する土地にはすでに、天空橋駅が整備されていることから、計画次第では世界の旅行客をビジネスに繋げる絶好のロケーションと目されています。
そこで、ものづくりの零細企業を多く抱える大田区は、
「日本のものづくり企業を支えるために、海外企業とのマッチング拠点になるような整備をしたい」
「空港に近い立地で1.5ha程度の展示会場を整備したい」
と整備の方針を表明し、「区だけではなく、都内のものづくり企業全体を支えていける施設整備をして行きたい」と意気込みを語りました。
しかし、議員からは「世界の展示会が拡大の一途をたどり、20ha規模が当たり前のなか、1.5haの展示会場の需要はあるのか?」、「都の産業技術総合研究所との棲み分けはできるのか?」、「民間に公募のかかる第2区画とのグランドデザインは描けるのか?」など、国益に直結する開発だけに、区の体力の限界への不安から質問が出ました。
そもそも展示会場の経営は、採算に合うものではなく、世界のニーズに合わせた大規模なものを整備すればイニシャルコストを回収できるものではありません。しかし、シンガポールなどでは、採算度外視の展示場を開設してビジネスマンを惹きつけ、カジノ、ショッピング、航空券などの周辺ビジネスで大稼ぎするビジネスサイクルを展開しています。
「区の体力を考慮しながら開発を進めざるを得ない」とする区の立場は頷けますが、その発想で政府をあげて街づくりをしているシンガポール、上海、マカオに対抗できるかといえば、駆逐艦と空母ほどの体力の差が出るのでばないでしょうか。
羽田空港跡地の全体用地は54haと広大です。新設された船着場を利用すればベニスのような水上タクシーを空港からお台場、ディズニーランドに出すことも可能でしょう。カジノでトランジット客を呼び込むこともできます。地方空港と結ばれていることを考えれば、地方のものづくり技術を世界の企業にマッチングすることも可能です。
さまざまな可能性のある跡地開発ですので、私は国と都が国際的な成長戦略の拠点と捉えて、この土地の戦略をキチッと捉え直すべきだと思います。
私も評論家ではないので、危機感を改めて持ち、政府や都幹部に積極的な関与を働きかけて行きます。このままじゃ、勿体ないなぁ

歩いて、食べて、買って楽しい唐戸市場 2012年5月6日 日曜日

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唐戸市場の視察は非常にいい勉強になりました。
築地の市場の移転に伴って開設される豊洲新市場と築地の跡地には、千客万来の賑わい施設ができることになっています。
今の築地市場にも多くの見学者が連日押し寄せていますが、施設が狭いことから小型トラックのターレーに轢かれる人や、働く仲卸から邪魔者扱いされている旅行者があとを断ちません。
長靴姿の仲卸からすれば、市内観光のついでにワンピース姿で市場を覗く旅行者は一円にもならない招かざる客にしか映らないはずです。
昭和の風景そのままの築地市場の移転に伴って今、議論になっているのが見学者の導線確保です。もっと簡単に言えば、見学しながらお金を使ってもらう仕組みづくりです。
現在の築地市場にも場外市場を中心に寿司屋などの飲食店と鮮魚店がひしめき合っていますが、狭い上に場内市場と完全に分離しているため、市場の活気を感じながら買い物を楽しみ、寿司を摘まむ仕組みには殆んどなっていません。
「その点、ここ唐戸市場は日本でも有数の賑わい施設を備えています」
山口県の唐戸市場の市場長は胸を張っていました。
観光客用の導線を確保するため、二階部分には空中廊下を配し、仲卸の売買を頭上から見学できるようになっているほか、二階部分のあちこちに長テーブルが用意されていて、場内で買った寿司や刺身をその場で食べられるようになっています。
鮮魚に囲まれてビール片手に寿司を楽しむ旅行客の姿は、市場に外気を注ぎ、寛ぎと活気をもたらしています。
実際、鯛やアワビやウニが卸値で箱売りされているのを見ると、思わず「何か買わなくちゃ!」という勢いに負けて、5千円くらい買い込んでしまう心理になりなす。・・・なりました。
築地の跡地にしろ豊洲の新市場にしろ、寿司の文化と調和した日本の市場の魅力は世界の何処にもないものです。これを世界に冠たる観光資源と捉えて、外国人が安心して楽しめる市場作りに活かしていくべきだと思います。
なにせ唐戸市場は魅力的でした。

GWは27度のホーチミン 2012年5月1日 火曜日

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行く度に景色が変わる街、ホーチミンに家族で行ってきました。
7年前に行った時はバイクの4人乗りが当たり前でしたが、去年は3人乗りがちらほら、今年はトヨタの乗用車が増えて、ホンダの3人乗りは殆どいませんでした。
二年連続でホーチミンを訪れているのは、親しくしている恵比寿の居酒屋「でですけ」の経営者がホーチミンに進出していて、その招待を受けているからです。
「まだ上海ほどではない」というものの、富裕層が年々急増していて、「店の客は日本人よりベトナム人の富裕層が多い。東京の店舗より粗利が大きい」と言います。
前回のベトナム・ツアーで私のお気に入りになった子供服のオーナーと食事することも今回の目的の一つだったのですが、23歳で創業した彼女もわずか13年で10店舗近いアパレルと飲食を経営するオーナーに急成長しています。
それでも「仕事で福岡には行ったけれど、東京に行ったことはない」と言い、「行きたくても旅行ではなかなかビザがとれなくて 」と、こぼしていました。
外務省は不法滞在を警戒してビザの発行を抑制しているらしいのですが、ベトナム人の富裕層が急増している実態を把握しているのでしょうか?こうした外国人経営者の余力を東京に呼び込む努力をしない限り、人口減少社会の日本は生き残っていけません。
その点、二週間前に委員会視察してきた福岡市は余念がなく、韓国、中国からの投資を呼び込むことに成功しています。福岡のリゾート地帯の億ションはしっかり中国人に買われているそうですし、投資を見込んだ積極的な湾岸開発が進んでいます。
東京にとってもアジア全体がマーケットになっているわけですから、外務省と連携して成長都市の投資家を呼び込む努力が欠かせないでしょう。
それにしても、まだまだ日本はよく出来た国ですね。空港の公衆便所に入って、ウォシュレットに出会えるのは日本だけではないでしょうか。路上はバリアフリーでベビーカーは動かしやすいし、都市機能は捨てたものじゃないなと改めて東京に感心する旅行になりました。じゃんじゃん。